歩きたい、もう1度風のように野山を駆け抜けてみたい!青春のある朝、突然の事故で左半身麻痺。不治の病を宣告される。やり場のない怒り、絶望、自殺未遂。結実はしなかった恋の日月、11人の同級生、著者をみつめた周囲の人々の愛。死と隣り合わせの5年を、残された片手で綴った生命のドキュメント。
はじめに 第一章 黒い影 第二章 青い実は落ちて 第三章 死を見つめて 第四章 私も立てる! 歩ける! 第五章 別れ あとがきに代えて