たくさんのバクたちに囲まれた、謎の機械。実は、この機械には、みんなが今夜見たい「夢」が集まってくるのです。バクたちは、この機械を使って、それぞれ今夜誰に、どんな夢を届けるのかを決めていくのです。みんなの夢を作って配る、大事な仕事に今夜初めて挑戦するのは、ちょっと頼りない新人の「ピケ」。この道何十年の大先輩、「モーフ」に仕事を教わりながら、いよいよ夢を配りに行くことになりました。
たくさんのバクたちに囲まれた、謎の機械。実は、この機械には、みんなが今夜見たい「夢」が集まってくるのです。バクたちは、この機械を使って、それぞれ今夜誰に、どんな夢を届けるのかを決めていくのです。
みんなの夢を作って配る、大事な仕事に今夜初めて挑戦するのは、ちょっと頼りない新人の「ピケ」。この道何十年の大先輩、「モーフ」に仕事を教わりながら、いよいよ夢を配りに行くことになりました。
ところが、ピケはやる気はあるのに空回りするばかり。やることなすこと、どんどん裏目に出てしまい、みんなにいい夢どころか、悪夢ばかり配ってしまうのでした。
とうとう、「自分には向いていない」と落ち込んでしまったピケは、果たして楽しい夢を配ることはできるのでしょうか……!?
本作は、第34回講談社絵本新人賞佳作を受賞した澤野秋文氏の第三作です。澤野氏は、デビュー作『それなら いい いえ ありますよ』が、第6回MOE絵本屋さん大賞新人賞5位を受賞、2014年に刊行された『じつは よるの ほんだなは』が、第7回MOE絵本屋さん大賞27位を受賞するなど、読者・書店から支持を集めています。
絵の隅々まで楽しめる、緻密でユーモアにあふれる絵は見ごたえ抜群。子どもはもちろん、仕事に悩む大人にもおすすめしたい1冊です。 4さい~(総かな)
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