ある不思議な星にすんでいる、エンゾ。なにやら悲しげなエネルギーに包まれている。いじめっこたちが、いつもエンゾを傷つけているからだ。 あるとき、いじめっこたちに悪いエネルギーをもった「わるくちだま」をぶつけられて、逃げ込んだのはふるい遺跡だった。エンゾはここでみつけた、かっこいいロボットの絵をもとに、ダンボールマンをつくる。 ふたたび現れたいじめっこたちが、「わるくちだま」を投げると、とつぜん、ダンボールマンが光を放ち……。
1978年佐賀県生まれ。イラストライター。音楽グループ「19」の元メンバー。イラスト・詩・作詞・作曲・絵本など幅広く活躍している。『いつもみてるよ。がんばってるの、しってるよ。』『ごめんね、ありがとう。』(以上、ThinkD出版)、『326オトナの恋のはじめかた』(宝島社)、『あかちゃんからのラブレター』(サンクチュアリ出版)など、著書多数。
1959年長野県生まれ。映画監督・脚本家・作家。1886年、オリジナルビデオ『キクロプス』で監督デビュー。1992年、ドラマ『NIGHT HEAD』(フジテレビ系列)では原作・脚本・演出を手がける。監督を務めた映画に『らせん』『アナザヘヴン』など。脚本作品に「沙粧妙子最後の事件」「あしたの、喜多善男」、著書に『黒帯』『アナン、』『Gift』(以上、共著/梓河人、講談社)ほか多数。