インスタントコーヒーから超微粉まで! 穀物や医薬品、工業製品の原材料や、LSI等のクリーンルーム、また最近の超微粉まで、私たちのまわりで「粉」はいろいろな形で利用されている。ひとくちに「粉」といっても、その大きさは数十センチメートルから、ナノメートル領域まで実にさまざまである。それらの「粉」は大きさにより、物性や機能性まで異なってくるという。これらの「粉」はどのようにつくられ、利用されているのだろうか。粉体工学の基礎から最前線までを探る。