内容紹介
人と木は、ずっといっしょに生きてきた。
まつり――。わたしたちが知と技で伝えてきた、「日本のこころ」の結晶。
パリの植物園を舞台にした『大きな木のような人』のあと、身体が「描きたい」と要求するものをなかなか見つけることができないでいた。そんなとき、私は何かに呼ばれるようにして秋祭りに出かけた。私を呼んだのは、鎮守の森の1本の老ケヤキだった。お囃子にさそわれてか、子どもたちが湧くように現れては、大樹の根やこぶこぶに抱きついたりのぼったりしはじめた――。その中にさえらがいた。私は一気に「まつり」にのみこまれていった。(いせ ひでこ)
製品情報
製品名 | まつり |
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著者名 | 作:いせ ひでこ |
発売日 | 2010年11月11日 |
価格 | 定価:1,760円(本体1,600円) |
ISBN | 978-4-06-132445-9 |
判型 | A4横長 |
ページ数 | 40ページ |
シリーズ | 講談社の創作絵本 |