登場いたしまするは、花のお江戸の道楽者8人衆。飛鳥山の花の盛りに花見の客をおどろかそうと、あれこれ趣向をこらし、工夫を仕込んでの茶番劇。ところが、何をやらせてもドジな面々のこと、とんだ騒動が持ちあがって……。駄洒落の連発、地口のかけ合い、息もつかせぬ怒濤の笑い、一気に読ませる江戸期滑稽本の粋。<上下巻>
弥次喜多道中記
講談社出版研究所,生頼 範義
北緯43度のコールドケース
伏尾 美紀
ブックキーパー 脳男(上)
首藤 瓜於
百鬼大乱
真保 裕一
蠟燭は燃えているか
桃野 雑派
湯けむり食事処 ヒソップ亭3
秋川 滝美
火附盗賊改の研究(史料編)
服藤 弘司
ちぎれた鎖と光の切れ端
荒木 あかね
かなりあ堂迷鳥草子3 夏塒
和久井 清水
札差事略(下)
一橋大学札差事略刊行会
時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚
長江 俊和
コレラを防いだ男 関寛斎
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