教育について論じるのはご自由。だが、加害者に罪の意識がないのは始末が悪い。“被害者の身にもなってくれ”と悲鳴を上げる高校生諸君に、あえて“パラドックスの真理”でもって答える「親不孝のすすめ」。
教育について、語らぬ者はない。誰れでも容易に手軽に、全員参加で首をつっ込めるのが、教育論議である。論じるのは自由だが、影響力があるから、始末に困る。加害者に罪の意識がないから、悪質だ。被害者の身にもなってくれ、と悲鳴をあげる高校生諸君に、一片の惻隠の情を寄せながら、切実な問題にパラドックスの真理でもって答える「親不孝のすすめ」をおくる。
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