想像力・思想・文体・文章・テーマ等々、小物を構成する諸々の要素に触れて、何が本物の小説かを論じた長編評論「反小説論」。“異常で病的で幼稚”な今日の文学の風潮を批判した「遊びと文学」。ほかに、ユニークな作家論や折り折りの感慨をつづった随筆を収録。『わたしのなかのかれへ』に続く第二エッセイ集である。
密室ミステリガイド
飯城 勇三
木山さん、捷平さん
岩阪 恵子
「死」を前に書く、ということ 「生」の日ばかり
秋山 駿
現代詩論
セシル・デイ・ルーイス,深瀬 基寛
ニッポンの文学
佐々木 敦
新旧論 三つの「新しさ」と「古さ」の共存
加藤 典洋
大江健三郎全小説 第10巻
大江 健三郎,鈴木成一デザイン室
ショットとは何か 実践編
蓮實 重彦
源氏物語と日本人
河合 隼雄
哲学論(フォルミカ選書)
鶴見 俊輔
小説家の帰還 古井由吉対談集
古井 由吉
素描 埴谷雄高を語る
講談社文芸文庫