内容紹介
今川義元の死により解放された松平元康は、永禄五年清洲城に信長を訪ねて和睦し、駿府から妻子を迎え、家康と改名。永禄十年、信長は前将軍足利義輝の弟義昭を征夷大将軍にもりたてて、その実権を握る。時に三十五歳。二十七歳の家康は松平の姓を一門に残して、姓を徳川と称し、東海の一角に勢力を伸ばす。
今川義元の死により解放された松平元康は、永禄五年清洲城に信長を訪ねて和睦し、駿府から妻子を迎え、家康と改名。永禄十年、信長は前将軍足利義輝の弟義昭を征夷大将軍にもりたてて、その実権を握る。時に三十五歳。二十七歳の家康は松平の姓を一門に残して、姓を徳川と称し、東海の一角に勢力を伸ばす。