ああ、数学なんて、この世からなくなってしまえばよいのに!……と思っている人は多いでしょう。こういう人たちの考えを何とか変えてあげることはできないでしょうか? この本で私(著者)が書きたかったことは(1)あきらめないこと (2)じっくりやること (3)楽しんでやること の3つに要約できるでしょう。 数学ぎらいの人たちの大半は非常にあきらめの早い人たちのようです。また、手っとり早くやり方だけを覚えようとする人たちのようでもあります。最後に、「遊びのこころ」で数学に対することができれば、もう、しめたものなのですが……。(序文より抜粋)