ミステリ界最高・最強のラインナップ!
日本推理作家協会が選び抜く、2010年に発表された短編推理小説のベスト12!
日本推理作家協会賞短編部門受賞作、深水黎一郎「人間の尊厳と八〇〇メートル」に加え、日本推理作家協会賞長編部門受賞の米澤穂信、吉川英治文学新人賞受賞の辻村深月、直木賞受賞の道尾秀介ら最高、最強のラインナップでお届けする、究極のミステリ・アンソロジー。
本書は、過去一年間に発表された短編ミステリの中から、特に優秀だと判断された作品を収録したものです。選者は日本推理作家協会が依頼したプロの読み手たちで、作品のレベルに関しては自信をもって保証いたします。
時代の流れと共に、新たな書き手が続々と生まれ、ミステリも多様化しています。本書により、読者の皆様にとって良い出会いがあることを確信しております。――日本推理作家協会理事長 東野圭吾
巻末に千街晶之氏による『推理小説・二〇一〇年』、さらに推理小説関係の受賞作を網羅した「受賞リスト」を掲載。
ミステリファン必読必携、完全保存版の一冊!
日本推理作家協会賞短編部門受賞作 「人間の尊厳と八〇〇メートル」――深水黎一郎
「原始人ランナウェイ」――相沢沙呼
「殷帝之宝剣」――秋梨惟喬
「アポロンのナイフ」――有栖川有栖
「義憤」――曽根圭介
「芹葉大学の夢と殺人」――辻村深月
「本部から来た男」――塔山郁
「天の狗」――鳥飼否宇
「死ぬのは誰か」――早見江堂
「棺桶」――平山瑞穂
「橘の寺」――道尾秀介
「満願」――米澤穂信
+ もっとみる