独裁者には暗殺を、仇なす敵には絶望を。 “資本主義の怪物”金融界の首領・相羽からの協力提案を拒否した海斗とリザは、品川埠頭で謎の武装集団に襲撃される。絶体絶命の危機に陥った二人を救ったのはロシア対外情報庁(SVR)の特殊部隊だった。超大国の復権を目論み、仇敵たるブランフォート家の陥落を目的とするロシア政府から、リザは起死回生のプランを提示されるのだが……。 事実(リアル)とフィクションが交差する「覇道」の世界征服、ここに完結!