ボカロ界に起きた数々の難事件を解決してきた新人小説家の泉和良こと“ジェバンニP”と、その恋人にして抜群の推理能力を秘めた名探偵の“エレGY”ちゃん様。順風満帆に見えた二人のボカロ活動だったが、友人・曼荼羅Pの恋を成就させるためにジェバンニPの前に立ちはだかった新たなる試練は、100万再生=『VOCALOID伝説入り』というあまりにも高い頂と、不可解すぎる謎(ミステリー)だった――。 読めばもっとボカロ界が好きになる、“ボカロ×本格ミステリー”ノベル第二弾。
小説家。1976年生まれ。2007年に『エレGY』(星海社文庫)で講談社BOX新人賞を受賞し、デビューする。小説家として活躍するかたわら、ボカロPである“ジェバンニP”としても活動している。小説の代表作に『私のおわり』『ジスカルド・デッドエンド』『猫の彼女のESP』(星海社FICTIONS)などがあり、ボカロPとしての代表作に『すすすす、すき、だあいすき』『恋ノート////』『リンカーネーション』などがある。
漫画家・イラストレーター。透明感のある色使いに定評があり、VOCALOID『IA』のキャラクターデザインを担当するなど、ボカロ界でも注目を集めている。漫画の代表作に『さよならピアノソナタ』(電撃コミックス)などがある。現在『電撃マオウ』にて『ib -インスタントバレット-』を連載中。
エレGY