藩校を前身とする名門高校・鷹松学園の新入生、「僕」こと“中村あき”。とある“名探偵”の代役として暗躍した過去を持つ彼とその仲間たち――山手線太郎・万亀千鶴・鋸りり子――は完全無欠の生徒会長・衿井雪から来たる文化祭の『実行補佐』を命ぜられ、学園の事件を解決へと導いていたのだが……!? 星海社FICTIONS新人賞から飛び出した「新本格」推理小説の正統後継者・中村あきのデビュー作!
90年生まれ。2013年、本書『ロジック・ロック・フェスティバル ~Logic Lock Festival~ 探偵殺しのパラドックス』で星海社FICTIONS新人賞を受賞し、デビューする。
1989年『聖伝 RG VEDA』でデビュー以来、『X』『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』『ちょびっツ』『×××HOLiC』など、少女誌・少年誌・青年誌の枠を越え、常に時代をリードする作品を生み出し続けている創作集団。