…そう。それは私が死んでしまう四日前の光景。 あの雨の日。大学からの帰り道。突然の交通事故で、想い人に想いを伝えられないまま息絶えてしまった「私」の瞳に映ったものは――!? 恋愛小説の旗手、泉和良が切り開く、“死(エピローグ)”から始まる物語。 きっとあなたも涙する、せつなさ100%の星海社SF。