「御用絵師狩野家の血と力」既刊・関連作品一覧

御用絵師狩野家の血と力

室町中期から江戸末までの4百年、絵画の世界に君臨した天才絵師たち、元信、永徳、探幽……。「絵師の家」として、時の権力に巧みに結びつき、城、御所などの障壁画制作を独占していく。狩野派の画風はいかに創られたのか? 「家」の継続はいかに図られたのか? 狩野家の闘いと苦悩を新しい視点から描く。

【目次】
1 絵師の家、狩野家の出現――正信
2 狩野派の大成――天下画工の長・元信
3 栄光と大飛躍――永徳
4 狩野派の動揺
5 画壇の帝王――探幽
6 奥絵師の繁栄と衰退