「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?」既刊・関連作品一覧
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リクルートとライフネット生命で辣腕を振るった人事だから語ることのできる逆説のマネジメント論
自分が正しいと思うことはストレートに主張し、人に嫌われたり非難されたりすることを恐れず、逆風を真正面から受け止めても動じない。そんなふうに愛想が悪く、自分を飾らない人物は周囲に好かれず、ときに「悪人」とも評されます。しかし「利他的な悪人」である彼らこそが、数々の組織における変革の影の主役であり、原動力なのです。「部下の相談はスルーする」「リーダー批判は徹底的につぶす」など、本書では一見眉をひそめたくなるような、しかし真に会社の発展のための礎となる「悪人」のマネジメント論を展開します。
*以下、本書目次より抜粋
まえがき
善人が会社を滅ぼし、悪人が会社を伸ばす――会社に本当に必要な人材とは
組織に悪い結果をもたらす利己的な「善人」
「利他的な悪人」こそ変革の原動力だ
「言葉」に惑わされず「行動」で判断すべき
第1章 働きやすい職場の逆説
働きやすい職場が会社を殺す
風通しのよい職場は面倒くさい
第2章 リーダーシップの逆説
リーダーにビジョンなどいらない
部下の相談はスルーせよ
第3章 人材採用の逆説
完璧な「人を見る目」を持っている人などいない
ストレス耐性のない人も採用する
第4章 人材育成の逆説
人はほとんど変わらない
中年の発達課題とマネジャー不足問題の関係
第5章 人間関係の逆説
職場の噂話など相手にしない、放っておけばよい
嫌な人こそ、仲良くなる
第6章 組織マネジメントの逆説
社員の組織認識はほぼ誤解
職場は暗くていい
あとがき
善人は自分のモチベーションを大切にする
モチベーションなんかで仕事をするな
プロは内なる使命感で仕事をする
プロは悪人に見える
「自分」が広がれば、悪人にもなれる