「準・歩き遍路のすすめ」既刊・関連作品一覧
車や鉄道も適宜利用。自由きままな遍路旅。
私が拝まれる!ムリせず歩く、新遍路旅案内!!
静かな遍路道を歩き、お接待の心にふれる!有り難さに思わず合掌!!南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)。
今では四国霊場88ヵ所すべてに車が入るようになり、遍路の大多数が観光バスによる「団体遍路」か、自家用車による「車遍路」となった。いわゆる「歩き遍路」は全体の数パーセントにすぎないという。しかし、もともとお遍路さんといえば札所から札所へと巡り歩く巡礼のことであり、歩くことそれ自体が修行でもあった。しかし四国遍路の道中には高い山があり、雨の日も風の日もある。そこで、基本は歩きだが、札所と札所の間が長い場合とか、「遍路転がし」と呼ばれる急坂などでは、無理をしないで乗り物を利用しようという人々がいる。私はそんなお遍路を「準・歩き遍路」と呼ぶ。風の吹くまま、気の向くまま、自然体でのお遍路の旅を私も試みた。行く先々でお接待の心にふれる喜びは、何物にも代えがたい思い出となった。
●「発心(ほっしん)の道場」阿波の札所を歩く
●第1番霊山寺(りょうぜんじ)から第23番薬王寺(やくおうじ)
●「修行の道場」土佐の札所を歩く
●第24番最御崎寺(ほつみさきじ)から第39番延光寺(えんこうじ)
●「菩提の道場」伊予の札所を歩く
●第40番観自在寺(かんじざいじ)から第65番三角寺(さんかくじ)
●「涅槃(ねはん)の道場」讃岐の札所を歩く
●第66番雲辺寺(うんぺんじ)から第88番大窪寺(おおくぼじ)
●逆打ち?善根宿(ぜんこんやど)?お遍路用語集
●準・歩きのための実践アドバイス