「頭痛薬が効かない頭痛になったとき読む本」既刊・関連作品一覧

頭痛薬が効かない頭痛になったとき読む本

頭痛薬を飲んでいるのに、頭痛がひどくなってしまったら、それは「薬物乱用頭痛」かもしれません。
きちんとした知識があれば、薬物乱用頭痛とのつきあい方や、自分に合った治療法がわかります。
頭痛診療の名医が、基礎知識から最新治療までをていねいに解説。


《○? ×? 薬物乱用頭痛のこと、正しく知っていますか?》
・薬物乱用頭痛とは、頭痛薬を過剰に飲むことによって頭痛がひどくなる病気である
・薬物乱用頭痛の「もともとの頭痛」は片頭痛である
・薬物乱用頭痛になったら、頭痛薬の服用は止めなければいけない
・薬物乱用頭痛は高齢になるまで続く病気である
                          ――答えは本書の中に


「薬物乱用頭痛」とは、簡単に言うと、片頭痛を抱える人が治療薬を過剰に飲むことによって、頭痛の頻度が増え、痛みの程度も悪化してしまう病気です。
片頭痛は基本的には一生の疾患と考えておかなければならず、短期的な対応だけでは治療はうまくいきません。薬物乱用頭痛も同様です。さほど心配ないと考えてよい場合から、長期的計画で薬を減らしていかなければならない場合まで、それぞれの段階に応じた対処法を選択する必要があります。
                              ――「はじめに」より