「千の風になって」既刊・関連作品一覧

千の風になって

大切な人をなくしたときに、悲しみをいやしてくれるのは、この詩かもしれない。
悲しみの中で読みつがれてきた、一篇の詩があった。

9.11米国、同時多発テロで、父親を亡くした11歳の少女が、一周忌に朗読した。
IRA(アイルランド共和軍)のテロで命を落とした24歳の青年が、“私が死んだときに開封してください”と両親に託した手紙の中に、この詩が入っていた。
女優マリリン・モンローの二十五回忌に朗読された。

朝日新聞『天声人語』が紹介し、大反響となった“死と再生の詩”作者不明の英語詩を、作家・新井満が日本語詩に。