「小笠原流礼法・美しいことばとしぐさが身につく本 「おそれいり」既刊・関連作品一覧
700年にわたり脈々と受け継がれてきた日本のこころ、礼法。初の女性宗家がその真髄を今に伝える。「こころ」を「かたち」に託し、人間としての品性を磨く、本当のマナーブック!
基本的な作法を身につけ、美しい立ち居振る舞いをこころがけることによって、より豊かな人間関係が育まれることでしょう。そのきっかけに、礼法を活用いただけましたら幸いでございます。たとえば人に声をかける際、「すみません」ではなく、こころからの「おそれいります」から始められることによって……。
こころを最後まで残すことを「残心(ざんしん)」といいますが、挨拶が終わっても数秒、間を取るようにと心得ます。こうすることで、お辞儀に深みが生まれます。
「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」といわれますが、足元はあなた自身のこころを表しているのだと心得た上での振る舞いをしましょう。
「三辞三譲(さんじさんじょう)」といって、譲るのも辞退するのも三度まで、それ以上になるとむしろ相手に失礼である、といわれます。――<本文より抜粋>
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