「奇跡はつばさに乗って」既刊・関連作品一覧
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NYツインタワー跡地での万羽鶴展と、広島のサダコ鶴とが結びつき、やがて、9.11で身内を亡くした日米双方の遺族たち、原爆投下を決定したトゥルーマン大統領の孫と被爆者たち、NYの高校で学ぶ子どもたちなど、日米さまざまな人々や、それぞれの複雑な想いが互いにつながり会う連鎖が始まります……。禎子さんの遺族の通訳を担当したNY在住の著者が、「サダコ鶴」の行方とパワーを傍らで見つめ綴ったドキュメント。
2001年9月11日。NYツインタワーの悲劇跡に、いくつもの千羽鶴が掲げられました。折り鶴を知らないアメリカの人々は平和の象徴である千羽鶴の由来を知って、メモリアルホールに折り鶴を飾り、さらには1万羽の鶴をかざる計画を立てます。
一方、「サダコ」の名で世界中に知られた広島の佐々木禎子さんの遺族は、禎子さんが病床で折った鶴たちを、平和の礎として世界中に贈りたいと考えていました。
ツインタワー跡地での1万羽鶴展と、サダコ鶴とが結びつき、やがて、9.11で身内を亡くした日米双方の遺族たち、原爆投下を決定したトゥルーマン大統領の孫と被爆者たち、NYの高校で学ぶ子どもたちなど、日米さまざまな人々や、それぞれの複雑な想いが互いにつながりあう連鎖が始まります……。
禎子さんの遺族の通訳を担当したNY在住の著者が、「サダコ鶴」の行方とその力を傍らで見つめ綴ったドキュメント。
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