「病気の地図帳」既刊・関連作品一覧
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医療従事者に必携!
イラストで<読む>病気の状態と経過。初めての<病気のカラーアトラス>!!
生徒・学生の教材として、家族全員の健康維持と、職場の健康管理に最適。
・病気や障害の状態が一目でわかる。実感溢れるオールカラーのイラスト・写真・図版700点以上!
・がん、脳血管障害、各種成人病など代表的な病気を網羅、第1線の臨床医・研究者による平易な解説!
・患部と併せて、部位・器官が調べられ、複雑なからだの異常やしくみが即座にわかる立体的構成!
病気の実態を知る道しるべに
「ひとはどのような原因でどのようにして病気になるのか?」「病気になったときには、からだのどこに、どんな変化がおこってくるのか?」「その変化のメカニズムは?」「その変化はからだにどのよう影響をおよぼし、どのような症状をもたらすのだろうか?」「病気の見通しはどうなのだろうか?」
病気になれば、だれでもこういう疑問をもつことと思います。医師の診察を受け、レントゲン写真や内視鏡写真を見せられて説明をされても、解剖学、生理学、病理学など、医学の基礎的な知識をもたない一般の人々には、その意味を十分に理解することはむずかしいことでしょう。そこで、病気におかされた患部の状態(病変)をなるべく図解して、病気の実態を立体的に解説すれば病気に対する理解を深めることができるのではないか、病気についての理解が深まれば、病気の予防にも役立ち、ひいては医療の専門家との対話もすすむのではないか、と考えて企画されたのが本書です。
普遍的で重要な病気を取り上げ、第1線の専門家の指導により最新の知見を織り込んでそれぞれ病気の本質を示す特徴をイラストで表現し、病気の原因、病態生理、病理像、症状、予後、合併症などについて平易な解説をつけてもらいました。──「監修のことば」より