「脳と体の発達をうながす 赤ちゃん体操」既刊・関連作品一覧

脳と体の発達をうながす 赤ちゃん体操

小さな「しぐさ」に目を向けて、認知の育ちを見逃さない
赤ちゃんの何気ない動作には発達の目安や次の成長につながるきっかけがたくさん隠れている。
育ちに合わせた体操で、広がる赤ちゃんの世界を一緒に楽しもう!

やってみよう赤ちゃん体操!
 アーと声を上げるようになったら → まねっこ遊びでいろいろな声を出させよう
 指しゃぶりを始めたら → 手のひらで物を握らせよう
 あお向けにすると自分の足を持つようになったら → 体ごとふり向かせよう
 首がすわってきたら → 「おててブラブラ」「はい、どうぞ」など、おすわり遊びをいっしょに楽しもう
 人見知りをするようになったら → タイコたたきごっこや積み木を使って遊ぼう
 落とした物が、下にあるか確認するようになったら → 動くおもちゃをつかませよう

赤ちゃん体操のポイント
   毎日、10分程度でもOK。遊びやふれあいの中に上手に取り入れよう!
 1.楽しく
   いずれの体操も、「教え込もう」としないこと。
   赤ちゃんが楽しく、自然にできる雰囲気をつくるよう心がけて
 2.心からほめる
   赤ちゃんが何かできたら、どんな小さなことでもきちんとほめよう。
   何もかもがはじめての赤ちゃんにとって、「できて当然」のことなどないと考えて
 3.少しずつ進む
   やさしいことから始め、十分に赤ちゃんに自信がついてから、次のステップに進む
 4.無理しない
   体操のレベルはもちろんのこと、ひとつのことができるようになって、その体操を赤ちゃんが楽しんでいるなら、無理に次の段階に進む必要はない

本書の内容構成
 PART1.知っておきたい基礎知識
 PART2.やってみよう赤ちゃん体操>>ねんねからおすわりまで
 PART3.やってみよう赤ちゃん体操>>ハイハイで広がる世界
 PART4.やってみよう赤ちゃん体操>>立っちがうながす言葉の発達
 赤ちゃん体操チェックシート

池田由紀江
1968年、東京教育大学(現筑波大学)大学院博士課程教育学研究科修了。健康科学大学健康科学部福祉心理学科教授。筑波大学名誉教授。保健学博士。