「納得の間取り 日本人の知恵袋-日本人らしい生活空間とは」既刊・関連作品一覧
日本の家が一番。血が通った和風の家を今、見直す!!
間取りとは、家族個々の“部屋取りパズル”ではない!日本住宅建築の第一人者が熱く説く「今や日本の家は決して狭くありません。」小さく造って広く住む知恵に学べ。
しばらく前に、さる外国人が日本の家を見て、「兎小屋のようだ」と言ったということが伝えられました。この言葉を聞いた日本人の反応は、「やっぱりそうか。日本は先進国の仲間入りをしたが、住まいのレベルは、まだまだお粗末なのだ」こんなところだったと思います。
しかし、この、住まいのレベルの低さとは、具体的には何を指すのでしょうか。家の質ということも、むろんあるはずですが、最も端的に見えるものとしては、やはり、家の広さを意味するのでしょう。日本人の悪い癖で、外国人に何か指摘されると、すぐ自らを反省してしまうところがあります。兎小屋の話も、これからはもっと大きい家を建てなくちゃね、と反省してしまわない方がよいと思うのです。日本の家は、世界的に見ても、けっして狭くはありません。
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