「勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略」既刊・関連作品一覧
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ものづくりの世界を熟知するふたりが探る再生の道。「こう考えなければ生き残れない!」大胆な投資で業績を伸ばす中韓、ものづくりに回帰しようとする米国、伸びない内需、厳しい状況変化の中で日本企業の生き残る道を探る。
いま世界の電機産業では韓国、中国企業の伸長と日本企業の不振が好対照をなしている。しかしこのままではいまの電機産業の姿は近い将来の自動車産業の姿となる。
その理由は2000年代に入ってから、ものづくりの世界で起こった劇的な環境変化に日本企業が気がつかなかった(もしくは気がついていても対応してこなかった)ことにあった。
「ものづくり大国」の「称号」の上にあぐらをかき、いままで「どうつくるか」に力を入れ、「誰に何をいくらでどのように売るか」をあまり考えてこなかった経営陣。業界内の横並びばかり気をつけて、気がつくとガラパゴス化。そして売れなくなると技術者を使い捨てした結果、技術者と一緒に技術が海外へ流出、それがボディブローのように自社に跳ね返ってくる・・・・・・。
この時代に生き延びるための戦略とは何か。製造業の世界を熟知するふたりが示す日本企業再生の道。
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