「軸のある人、ブレる人──日本はなぜ「上」から劣化するか」既刊・関連作品一覧

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軸のある人、ブレる人──日本はなぜ「上」から劣化するか

 もっとも責任ある人間から、ブレる、キレる、逃げる。持てる者は、弱者にリスクを押しつけ、いかに楽して得するか、自分の身を守るかということにばかり汲々としている──。
 かつて江戸末期に欧米人にその品格を賞賛された日本人も、すっかり過去の存在になってしまいました。3.11の際も、整然とした対応ぶりに諸外国は驚嘆しましたが、よくよく見れば、それは現地の農家や水産業を担う庶民の人々、自衛隊・消防・警察など現場の人々ばかり。国家の中核を担う高学歴の公務員、一流企業社員で賞賛された例は寡聞にして知りません。それどころか、各企業で、上司から真っ先に逃げ出したというような話ばかり聞かれます。
「人間の品性」とはなにかが、いま問われています。
『気品の研究』以来、一貫して品性、品格をテーマに執筆を続けてきた茶道研究家にして国際ビジネスコンサルタントが、3.11後に持つべき「美しい生き方」の指針を語ります。
 武士道と双璧をなす茶道。日本人が誇るべきその気高い精神性・哲学に裏づけられたものの見方、考え方、行動指針の中に、いま日本人が忘れかけた矜持と品性を取り戻すヒントが隠されています。
 日本の現状に怒りを覚えるすべての人が溜飲を下げる1冊です。