「仕事の迷いが晴れる「禅の6つの教え」」既刊・関連作品一覧

仕事の迷いが晴れる「禅の6つの教え」

働く意味を見失い、疲れや辛さがとれない時に
布施でいやし、持戒で運を転じ、忍辱で気を変え、精進で力を抜き、禅定で遠望し、智慧で解決する。

なんのために仕事をするのか。(略)「生活のために働く」、つまり、お金のためという答えだけで納得している人などいないだろう。(略)だが、現実には(略)追いつめられて余裕を削られ、「生活のため」で精一杯になっている人が非常に多い。そこに、(略)「自分なりの人生でいい」という現在の風潮が重なると、よほど前向きな人でも、へこたれてしまう。困難に出会うと「こんな仕事に意味があるのか。もう続かない。逃げだしたい」(略)という愚痴と疑念の塊となって行き詰まってしまう。仕事を修練の場としてとらえ直すと、疑念やストレスに負けない体質がつくられる。さらには苦労を楽しむ力さえも生まれてくる。自分を「一人前の人間」というものに変えてくれるのが仕事なのである。

●仕事に確かな居場所を見いだす
●働く意味を見失ったら
●危ういのは強いが折れやすいタイプ
●本当に「上司が悪い」だけなのか
●つい媚びてしまう自分に対処する
●まだまだ「ありがとう」が下手すぎる
●なぜ職場はギスギスしがちなのか
●つまらないのは想像力がないから
●休みの時間に充電するな
●体と息と心を調える坐禅