「鎌倉-ソウル 2328キロを歩く」既刊・関連作品一覧
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ぶらり旅に出たくなる!心おどる80日の記録
歩いて見つけた!60歳から前進する生き方!!
忘れがたき出会いに満ちた旅への誘い。徒歩の旅の装備や見知らぬ街の上手な歩き方も紹介!!
ソウル市庁舎前広場に到着した私は、旅に出る前に感じていた、退職後の不安とかとまどいは吹っ切れていた。自分らしさとは何だろう、という問いから始まったこの徒歩の旅は、大きな成果と確信をもって終わった。本当にやりたいことをやるには、また、これからも本当に自分らしくあるためには、何の拘束もない自由の身になったからこそ、自分自身でその環境を作り上げなくてはならないのだ。輝いていたければ与えられた環境に甘んじるのではなくて、自分自身で環境を作っていくことが大事なのだ。定年は、人生のゴールではない。毎日歩けば歩くほど、新しい道が見えてくるように、前進し続ける人生には新たな道、環境、「現場」が見えてくるはずだ。そこに年齢は関係ない。旅を通じて得た実感である。
●地図では知りえないこと
●2キロの桜並木を追いかけて
●徒歩の旅の装備について
●トンネル歩きは意外と危険
●ガソリンスタンドの風呂
●自動販売機ひとつない道
●沐浴場(モギョクタン)でアカスリ
●途中で万歩計は見ない
●小白山(ソベクサン)を越えて
●心に残っていく風景とは
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