「意外とこわい睡眠時無呼吸症候群」既刊・関連作品一覧

意外とこわい睡眠時無呼吸症候群

放置すると心疾患や脳血管障害を招く!
いびきと昼間の眠気を感じたらすでに危険信号
自分では気づきにくい、見過ごしがちな症状の、恐ろしいその正体を今突き止める!

私は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんの診察に20年以上携わってきました。(略)SASは、日中の強い眠気から交通事故・産業災害のリスクとなり、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの循環器疾患のリスクになることがわかってきました。さらに、SASにもかかわらず、眠気を感じていない患者さんが数多くいることもわかってきました。(略)私は、睡眠医療は国民の健康と安全を守る極めて重要な医療と考え、日夜SASの診療、啓発に努めてきました。本書には、そのエッセンスの全てを込めました。皆様が睡眠について重要な知識を身につけて、ご家族、ご友人、そして貴方自身が健康で幸せな人生を過ごすために、お役に立てていただくことを願っています。

●注目される睡眠の重要性
●いびきのメカニズムと危険ないびき
●重症患者の事故発生率は約5倍!?
●男性患者の半数はメタボリック
●浅い眠りが肥満のもと
●無呼吸が血管を詰まらせる
●治療の第一選択はCPAP療法
●上質な睡眠が若さを保つ
●寝る前4時間は刺激物を避ける
●潜在患者はもっといる!