「マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか? クーポン・」既刊・関連作品一覧

マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか? クーポン・

ベストセラー『スタバではグランデを買え!』でお馴染みのエコノミスト、吉本佳生さんの最新作です。

マクドナルドのケータイクーポンの本当の狙いは何か?
AKBオマケ商法の成功要因は何か?
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こんな身近過ぎて当たり前に思っていた値段のウラ側には、じつは驚きの価格戦略が隠れているのです。
巧みな値付けマジックの面白さと奥深さを、中学生でも理解できるレベルで楽しい読み物にしました。
キーワードは、「高くても買うお客には高く、安くないと買わないお客には安く売る!」
同じ商品を、購買力が違う人たちにどんな値段でどのように売れば、総売上高を最大にできるのか? この謎に挑みます。
日頃から悩んでいるセールスやマーケティング担当者の方、必読です!


◎この本で学べる価格戦略の基礎知識

●価格差別(グループ別の価格差別、自己選択型の価格差別、オマケ商法での価格差別、時間を通じての価格差別)
●需要の価格弾力性
●平均コスト、追加コスト、機会コスト、サンクコスト、取引コスト
●規模の経済性、経験効果
●囚人のジレンマ
●付加価値
●記号消費
●サービスの稼働率
●顧客情報と価格差別


<著者紹介>
吉本佳生(よしもと・よしお)
エコノミスト・著述家(元大学教員・元銀行員)。専門は金融経済論、生活経済学、国際金融論など。
著書に『スタバではグランデを買え!』(ダイヤモンド社)、『金融広告を読め』(光文社新書)、『デリバティブ汚染』、『禁欲と強欲』(以上、講談社)などがある。
2009年よりNHKの経済教育番組「出社が楽しい経済学」の監修・出演。