「知の教科書 ニーチェ」既刊・関連作品一覧

知の教科書 ニーチェ

哲学史の十字路に佇む孤独な怪獣

誤解され続けてきた哲学者ニーチェ。
病気に苦しむ哲学者の健康法とは、発狂後に描かれたただ1枚のスケッチが告げるものとは、思想誕生の秘密とは――。喜劇的で少し哀しい生涯を辿りながら、そのラディカルな思想の全貌を明らかにする。

〈本書の内容〉
●プロローグ――新しき海へ
●ニーチェの生涯と思想
●ニーチェのキーワード――教養俗物/ニヒリズム/ディオニュソス的なもの
●三次元で読むニーチェ――ニーチェ百景/アリアドネと2つの三角形/敵たちよ、敵などいないのだ
●著作解題――『人間的な、あまりに人間的な』/七つの序文/『道徳の系譜学』
●エピローグ――新しき海から
●知の道具箱――ブックガイド/ニーチェの軌跡