掌篇歳時記 秋冬

文芸(単行本)
ショウヘンサイジキアキフユ
  • 電子あり
掌篇歳時記 秋冬
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 西村賢太「乃東枯」
  • 重松清「鷹乃学習」
  • 町田康「大雨時行」
  • 筒井康隆「蒙霧升降」
  • 長野まゆみ「綿柎開」
  • 柴崎友香「玄鳥去」
  • 山下澄人「水始涸」
  • 川上弘美「蟋蟀在戸」
  • 藤野千夜「霎時施」
  • 松浦寿輝「地始凍」
  • 柳 美里「朔風払葉」
  • 堀江敏幸「熊蟄穴」
  • 白井明大「輪のようにめぐる季節のさなかで 二十四節気七十二候について」

製品情報

製品名 掌篇歳時記 秋冬
著者名 著:西村 賢太 著:重松 清 著:町田 康 著:筒井 康隆 著:長野 まゆみ 著:柴崎 友香 著:山下 澄人 著:川上 弘美 著:藤野 千夜 著:松浦 寿輝 著:柳 美里 著:堀江 敏幸 解説:白井 明大
発売日 2019年10月25日
価格 定価:2,200円(本体2,000円)
ISBN 978-4-06-516920-9
判型 四六変型
ページ数 242ページ
初出 「群像」2018年7月号、8月号、10月号、11月号

著者紹介

著:西村 賢太(ニシムラ ケンタ)

西村賢太(にしむら・けんた)
一九六七年東京都生まれ。

著:重松 清(シゲマツ キヨシ)

重松清(しげまつ・きよし)
一九六三年岡山県生まれ。一九九一年『ビフォア・ラン』でデビュー。一九九九年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞、二〇〇一年『ビタミンF』で直木賞、二〇一〇年『十字架』で吉川英治文学賞、二〇一四年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。

著:町田 康(マチダ コウ)

町田康(まちだ・こう)
一九六二年大阪府生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。一九九七年『くっすん大黒』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、 二〇〇〇年「きれぎれ」で芥川賞、二〇〇一年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、二〇〇二年「権現の踊り 子」で川端康成文学賞、二〇〇五年『告白』で谷崎潤一郎賞、二〇〇八年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。

著:筒井 康隆(ツツイ ヤスタカ)

筒井康隆(つつい・やすたか)
一九三四年大阪府生まれ。一九六〇年SF同人誌「NULL(ヌル)」を創刊し、江戸川乱歩に認められて創作活動に入る。一九八一年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、一九八七年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、一九八九年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、一九九二年『朝のガスパール』で日本SF大賞、二〇〇〇年『わたしのグランパ』で読売文学賞、二〇一〇年菊池寛賞、二〇一七年『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。二〇〇二年紫綬褒章受章。

著:長野 まゆみ(ナガノ マユミ)

長野まゆみ(ながの・まゆみ)
東京都生まれ。一九八八年『少年アリス』で文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞。

著:柴崎 友香(シバサキ トモカ)

柴崎友香(しばさき・ともか)
一九七三年大阪府生まれ。一九九九年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」(文藝別冊)でデビュー。二〇〇六年『その街の今は』で織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、二〇〇七年同作で芸術選奨文部科学大臣新人賞、二〇一〇年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、二〇一四年『春の庭』で芥川賞を受賞。

著:山下 澄人(ヤマシタ スミト)

山下澄人(やました・すみと)
一九六六年兵庫県生まれ。一九九六年より劇団FICTIONを旗揚げ、主宰・作・演出・出演を兼ねる。二〇一二年『緑のさる』で野間文芸新人賞、二〇一六年「しんせかい」で芥川賞を受賞。

著:川上 弘美(カワカミ ヒロミ)

川上弘美(かわかみ・ひろみ)
一九五八年東京都生まれ。一九九四年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞しデビュー。一九九六年「蛇を踏む」で芥川賞、一九九九年『神様』で紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、二〇〇〇年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、二〇〇一年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、二〇〇七年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、二〇一五年『水声』で読売文学賞、二〇一六年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。二〇一九年紫綬褒章受章。

著:藤野 千夜(フジノ チヤ)

藤野千夜(ふじの・ちや)
一九六二年福岡県生まれ。一九九五年「午後の時間割」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。一九九八年『おしゃべり怪談』で野間文芸新人賞、二〇〇〇年「夏の約束」で芥川賞受賞。

著:松浦 寿輝(マツウラ ヒサキ)

松浦寿輝(まつうら・ひさき)
一九五四年東京都生まれ。二〇〇〇年『花腐し』で芥川賞、二〇〇五年『半島』で読売文学賞、『あやめ 鰈 ひかがみ』で木山捷平文学賞、二〇一七年『名誉と恍惚』で谷崎潤一郎賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、二〇一九年日本芸術院賞を受賞。ほか詩、評論でも受賞多数。二〇一二年紫綬褒章受章。

著:柳 美里(ユウミリ)

柳美里(ゆう・みり)
一九六八年茨城県生まれ。一九九三年『魚の祭』で岸田國士戯曲賞、一九九六年『フルハウス』で泉鏡花文学賞、野間文芸新人賞、一九九七年「家族シネマ」で芥川賞、一九九九年『ゴールドラッシュ』で木山捷平文学賞を受賞。

著:堀江 敏幸(ホリエ トシユキ)

堀江敏幸(ほりえ・としゆき)
一九六四年岐阜県生まれ。一九九九年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、二〇〇一年「熊の敷石」で芥川賞、二〇〇三年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、二〇〇四年同作収録の『雪沼とその周辺』で木山捷平文学賞、谷崎潤一郎賞、二〇〇六年『河岸忘日抄』で読売文学賞 小説賞、二〇一〇年『正弦曲線』で読売文学賞 随筆・紀行賞、二〇一二年『なずな』で伊藤整文学賞、二〇一六年『その姿の消し方』で野間文芸賞を受賞。ほか受賞多数。

解説:白井 明大(シライ アケヒロ)

白井明大(しらい・あけひろ)
一九七〇年東京都生まれ。詩人。日々の暮らしのできごとを詩にする中で、七十二候に出会う。著書に『日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―』、詩集『心を縫う』『くさまくら』『歌』など。二〇一六年『生きようと生きるほうへ』で丸山豊記念現代詩賞を受賞。

オンライン書店で見る