家族物語 おもかげ抄

講談社文庫
カゾクモノガタリオモカゲショウ
  • 電子あり
家族物語 おもかげ抄
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内容紹介

ひとつの家族には、ひとつの物語がある。
何をするにも妻のことを最優先にする「甘次郎」と呼ばれる浪人の孫次郎。梶派剣術の使い手でもある彼は、ある日、多勢に無勢で追い込まれた武士を助太刀する。その縁から剣術指南として召し抱えられることになるが……。孫次郎の告白と、妻への思いを哀切を込めて綴った表題作「おもかげ抄」、流行の変化と職人気質の間に苦悩する男をあたたかく受け入れる家族を描く「ちゃん」、吝嗇家として町内でも噂される母親とその子ども達が必死になって働き続ける理由は……。本当の優しさとは何か、その問いに向き合い描かれた「かあちゃん」など、さまざまな家族の姿をとおし、それぞれの愛のかたちを浮かび上がらせる感動の七篇。

目次

  • ちゃん
  • 花宵
  • 女は同じ物語
  • おもかげ抄
  • あすなろう
  • 夫婦の朝
  • かあちゃん

製品情報

製品名 家族物語 おもかげ抄
著者名 著:山本 周五郎
発売日 2019年07月12日
価格 定価 : 本体630円(税別)
ISBN 978-4-06-516326-9
判型 A6
ページ数 304ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 「ちゃん」…「週刊朝日別冊」(朝日新聞社)1958年2月、「花宵」…「少女の友」(実業之日本社)1942年4月号、「女は同じ物語」…「講談倶楽部」(大日本雄辯会講談社)1955年1月号、「おもかげ抄」…「キング」(大日本雄辯会講談社)1937年7月号、「あすなろう」…「小説新潮」(新潮社)1960年8~9月号、「夫婦の朝」…「婦人倶楽部」(大日本雄辯会講談社)1941年3月号、「かあちゃん」…「オール讀物」(文藝春秋)1955年7月号。

著者紹介

著:山本 周五郎(ヤマモト シュウゴロウ)

1903年、山梨県に生まれる。本名は清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、銀座の質屋で奉公、後に筆名としてその名を借りることになる店主・山本周五郎の庇護のもと、同人誌などに小説を書き始める。1926年、「文藝春秋」に『須磨寺附近』を発表、文壇デビュー。その後、不遇の時代が続くが、時代小説作家として認められはじめる。戦中から戦後まで連載が続けられた『日本婦道記』(1942-1946)で直木賞に推されるが辞退。主な代表作に『樅ノ木は残った』(1958)、『赤ひげ診療譚』(1958)、『青べか物語』(1960)、『おさん』(1961)などがある。1967年、逝去。

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