ある殺人者の回想

講談社文庫
アルサツジンシャノカイソウ
  • 電子あり
ある殺人者の回想
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内容紹介

おれはなぜ二度も人を殺したのか。

獄中で寡黙な男が晒す胸の奥底の真実。
暴力と性の極みを書き続けた作家が描き切った裸の人間の心情とは。

寡黙な男の心の奥底の一途な想いが胸を刺す。

七十六歳で故あって二度目の殺人を犯し四年、いま獄中にある男は静かに語り始める。昭和初頭、炭鉱の島に生まれ坑夫となった緒方一義は隣人を殺し、一度目の獄につながれた。彼が手にかけた男の妻と交わし続けた手紙にこめた想いとは? 遠ざかりゆく昭和という時代と数奇で凄絶な人生が見事に描かれる。

製品情報

製品名 ある殺人者の回想
著者名 著:勝目 梓
発売日 2016年03月15日
価格 定価 : 本体780円(税別)
ISBN 978-4-06-293339-1
判型 A6
ページ数 368ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 本作品は「スペッキヲ」2010年36号から2012年41号までに掲載されたものに、加筆修正の上、2013年3月、小社より単行本として刊行されました。

著者紹介

著:勝目 梓(カツメ アズサ)

1932年東京生まれ。鹿児島県立伊集院高等学校中退。長崎で炭鉱労働者として働くなど様々な職につく。1964年に『文藝首都』の同人となり、66年に「玩具の花」を『新潮』に発表。67年には「マイ・カアニヴァル」で芥川賞候補、69年には「花を掲げて」が直木賞候補となる。74年「寝台の方舟」で小説現代新人賞を受賞し、その後は官能小説を執筆し、小説誌を中心に精力的に発表した。2006年に発表した『小説家』は初の私小説として話題に。
近刊に『おとなの童話 おかしなことに』『死支度』(講談社)『あしあと』(文藝春秋)『秘事』(光文社)などがある。

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