内容紹介
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目次
- 第1章 ひきこもりにまつわる誤解と偏見を解く
- 1 データが物語る「高齢化」
- 「ひきこもり」と「ニート」は違う/「40歳以上」が半数/7割が男性、10年以上が3割/暴力をや変化を恐れる親たち ほか
- 2 ひきこもりの「潜在化」
- 「自分の将来を見るようで怖い」/他人に頼るべきではないという風潮/どこに助けを求めればいいかわからない ほか
- 3 ひきこもる女性たち「それぞれの理由」
- 息子の就活失敗を機に母が「買い物にも行けない」/長男とひきこもる元エリート母/「老後破産」激増の危機 ほか
- 第2章 ひきこもりの背景を探る
- 1 「立ち直り」を阻害するもの
- ハローワークの「怪しさ」と「神様スペック」/足元を見られる中高年応募者/仕事を選ばなくても雇ってもらえるとは限らない/300戦全敗/資格はまるで役立たず/辞めさせないブラック企業 ほか
- 2 「迷惑をかけたくない」という美徳
- 働けず生活保護も受けられず/侮辱的屈辱的な答えが戻ってくるだけ ほか
- 3 「家の恥」という意識
- 都会の会社を辞めて実家に帰ったものの/「いちばんの悩みはお金がないこと」/70歳の父親が息子の将来を悲観して殺害 ほか
- 4 医学的見地からの原因分析
- トラウマとひきこもり/ADHDとひきこもり/強迫症状と依存症/自閉症とひきこもり/特効薬が誕生する可能性/慢性疲労症候群とひきこもり/緘黙症とひきこもり ほか
- 第3章 ひきこもる人々は「外に出る理由」を探している
- 1 訪問治療と「藤里方式」という新たな模索
- 共感を呼んだ活動/拒絶されるのは当たり前/試行錯誤を行うほどに希望が湧いてくる ほか
- 2 親子の相互不信を解消させたフューチャーセッション
- 親には自分を信じてほしい/自己満足な支援になっていないか?/対決ムードが一変/親子が一致した瞬間 ほか
- 3 ひきこもり大学の開校
- 「ひきこもり2.0」の始動/美人すぎるひきこもりを売り出す/「空白の履歴」が価値を生み出す/地方でも開催/ひきこもり当事者ならではのアイデアとニーズ/きっかけがあれば外に出ていける ほか
- 4 外に出るための第一歩――経済問題
- 支援制度/第二のセーフティネット/押し付けではないメニューを ほか
製品情報
製品名 | 大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち |
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著者名 | 著:池上 正樹 |
発売日 | 2014年10月17日 |
価格 | 定価:880円(本体800円) |
ISBN | 978-4-06-288286-6 |
通巻番号 | 2286 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 264ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |