カント・アンジェリコ

講談社文庫
カントアンジェリコ
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カント・アンジェリコ
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内容紹介

《去勢歌手》(カストラート)が奏でる天使の歌(カント・アンジェリコ)! 人を狂わせるカストラートの真実。甘く危険な謎をパリ・ルーヴル宮に追え!サイバー・バロックの刺激に満ちたサスペンス。(講談社文庫)


少年のまま透きとおった甘やかな天使の声、大人の声の力強さと声量、ソプラノの声域と超絶技巧。神聖さを体現する《去勢歌手》(カストラート)が奏でる天使の歌(カント・アンジェリコ)!
人を狂わせるカストラートの真実。甘く危険な謎をパリ・ルーヴル宮に追え!サイバー・バロックの刺激に満ちたサスペンス。

あなたにも天使たちの後光が輝いて見えるように、この舞台には電気の飾りものを用意しよう。彼らの声が聞こえるように電話を引いてもいい。ルーヴル宮には時代錯誤の建築部分にピラミッドのおまけもつけよう。天使たちを追い回すのは遊び人の教皇使節、国を失った王女、身分を隠した旅の隠居、電気屋の枢機卿(すうきけい)、ハッカー崩れのテロリスト等々でどうだろう――「序曲と前口上」より

目次

序曲と前口上

第一幕 パリとルーヴル宮

プロローグ
第一場 ルーヴル宮のカフェM亭
第二場 R街の高級ホテルの一室
第三場 ミケーレのアリア
第四場 ルーヴル宮のモンタンジュ劇場 電話回線上、M亭その他
第五場 ミケーレのアリア
第六場 パリの繁華街 モンタンジュ劇場
第七場 モンタンジュ劇場
第八場 ミケーレのアリア
第九場 マリエッタの寝室 M亭

間奏曲

第二幕 ルーヴル宮

第一場 モンタンジュ劇場からコルサバードの中庭、方形宮へ
第二場 方形宮の一隅
第三場 方形宮の中庭からモンタンジュ劇場の舞台裏へ
第四場 モンタンジュ劇場から楽屋、方形宮諸アカデミーの部屋へ
第五場 王室蒐集品収蔵室
第六場 方形宮の小ギャルリー
第七場 大ギャルリー西端のフロール館
第八場 大ギャルリーから再びモンタンジュ劇場へ
第九場 モンタンジュ劇場

退場と閉幕

製品情報

製品名 カント・アンジェリコ
著者名 著:高野 史緒
発売日 2013年03月15日
価格 定価 : 本体743円(税別)
ISBN 978-4-06-277494-9
判型 A6
ページ数 400ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 1996年8月、講談社より刊行されたもの。

著者紹介

著:高野 史緒(タカノ フミオ)

1966年茨城県生まれ。茨城大学卒業。
お茶の水女子大学人文科学研究科修士課程修了。
1995年、第6回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作『ムジカ・マキーナ』でデビュー。著書に『アイオーン』、『赤い星』など。編書に『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(東京創元社)がある。2012年『カラマーゾフの妹』で第58回江戸川乱歩賞を受賞。

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