内容紹介
高知からの日本人留学生が遠くロンドンで割腹自殺を遂げた。死の理由に疑念を抱いた同郷の商人光明は、1人真相を追う。事件より遡っての土佐では、留学生の母むめと弟の東吉母子が、自由民権運動の昂まりに身を投じてゆく。やがて新聞を通じての言論活動に携わることとなった母子の運命が向かう先とは!? (講談社文庫)
男は“革命”という精を放ち尽くす。
自由民権を闘った熱き者たちの物語。
ロンドンと高知――自由と幸福を求めて闘う人間たちがいた。知られざる歴史を描いた傑作長編!
維新で世の中が明治という時代になって5年目。少年・東吉を自由民権運動の興奮が駆り立てる。
高知からの日本人留学生が遠くロンドンで割腹自殺を遂げた。死の理由に疑念を抱いた同郷の商人光明は、1人真相を追う。事件より遡っての土佐では、留学生の母むめと弟の東吉母子が、自由民権運動の昂まりに身を投じてゆく。やがて新聞を通じての言論活動に携わることとなった母子の運命が向かう先とは!?
製品情報
製品名 | 梟首の島(上) |
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著者名 | 著:坂東 眞砂子 |
発売日 | 2009年09月15日 |
価格 | 定価 : 本体790円(税別) |
ISBN | 978-4-06-276467-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 560ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 学芸通信社の配信により、熊本日日新聞(2003年4月30日~2004年10月13日)秋田魁新報、中國新聞、信濃毎日新聞、北國新聞、神戸新聞、高知新聞に、順次連載されたものを、単行本化にあたり全面改稿し、2005年12月に小社より刊行した。 |