LD・ADHDは病気なのか?

講談社+α新書
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LD・ADHDは病気なのか?
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内容紹介

子供の心がわかる話題の本!

あいまいな診断基準が新たな誤解・偏見を作る!!

「個性」としてとらえるべきことも、「LD」「ADHD」と診断されて、「脳の病気」とされてしまう。
本当の診断基準から、治療法までを小児科医が解き明かす!

LDもADHDも、視点を変えれば、「脳の発達のしかたの個性」と見てよいのかもしれません。
認知能力の全分野がまんべんなく、同じ速度で相まって発達するのが理想的ですし、ほとんどの子どもがおおむねそのような発達をします。
しかし、脳の一部分が何らかの理由で少しだけ遅れて発達するということで、子どものころにアンバランスな表現を示し、それが行動や行為に現れてくるのが、LDやADHDとして診断されるものです。
教師や保護者などが困るという状況が多いようですが、理解のしかたのまずさが生んでいる悲劇が多いのです。

<LD・ADHDは病気なのか?>
●アスペルガー症候群
●LD・ADHDはどう違うのか
●LDと精神遅滞との違い
●LDを調べる脳の検査
●LDと児童虐待の背景は異なる
●一億総ADHDなのか?
●LDを疑わせる兆候
●安易に使用される診断名
●厚生労働省のチェック・ポイント
●LDの治療・まず原因を調べる

目次

  • 第一章 アメリカからきたLD・ADHDが日本を混乱させた
  •  パール・ハーバーの教訓
  •  LD・ADHDってなんだ?
  •  LDとは?
  •  ADHDとは?
  •  アスペルガー症候群
  •  行為障害
  •  ADHDのT君
  •  まれだが、LDの典型H君
  •  「LD」はアメリカ育ち
  •  アポロ計画と子どもの教育推進
  •  PL九四─一四二の制定
  •  他
  • 第二章 LDは精神遅滞とどう違うのか?
  •  LDとは、なにか?
  •  学習とは、なにか?
  •  学力とは、どんなものか?
  •  学力テストとは、なにか?
  •  知能とは、なにか?
  •  他
  • 第三章 LDがもたらすもの、そのメリットとデメリット
  •  新しい医学体系で見てみよう
  •  予防医学とはどんなものか?
  •  LDは予防医学でとらえられるか
  •  神経心理学で研究されるLD
  •  アメリカの尻馬でもいい
  •  LDは日本にも昔からあった
  •  LDと児童虐待の背景は異なる
  •  てんかんがとまり、よい子のY君
  •  評価しにくい研究成果
  •  世にはびこるのは、ADHD?
  •  情報の不公平
  •  他
  • 第四章 LD・ADHDの診断のむずかしさ
  •  本場アメリカの診断基準
  •  LDを疑わせる徴候
  •  障害を持つ子の親の権利と義務
  •  未熟児だったN君
  •  血液型判断と同レベルで扱うな
  •  かたづけができないA子ちゃん
  •  児童精神医学の領域
  •  窮地に追いこまれている小児科
  •  他
  • 第五章 LDの治療
  •  まず原因を調べること
  •  チーム医療のリーダーを探せ!
  •  ゆだねられるべきは学校の教師
  •  他
  • 第六章 LD・ADHDはこんな病気とまちがえられる
  •  てんかんとLDの定義と分類
  •  てんかんと合併した障害
  •  進行性の知的退行について
  •  LDの状態依存性と永続性
  •  てんかんとLDについての結論
  •  他
  • あとがきにかえて
  •  てんかん児の診療からみたLD
  •  「米百俵」は日本の真の教育精神
  •  LD・ADHDに正当な認識を
  •  目の輝きを失った子どもたち

製品情報

製品名 LD・ADHDは病気なのか?
著者名 著:金沢 治
発売日 2003年06月21日
価格 定価 : 本体880円(税別)
ISBN 978-4-06-272202-5
判型 新書
ページ数 240ページ
シリーズ 講談社+α新書

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