適応障害のことがよくわかる本

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内容紹介

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目次

  • 適応障害のこと、どのくらいご存知ですか?
  • 《第1章 ストレスに適応できず起こる病気》
  • 【Aさんのケース】移動して以来、仕事をする気が起きず、出社もいやになって
  • 【Bくんのケース】塾など行きたくないし、誰もいない家に帰りたくない
  • 【病名】適応障害は、こころの病気のひとつ/ ひとりの人を多面的にみて診断する/ 重症化するとほかの病気に診断がかわる
  • 【タイプ】不安や抑うつを伴うタイプ/ 情緒や行為の障害を伴うタイプ
  • 【コラム】原因ストレスが除かれれば半年以内に症状がなくなる
  • 《第2章 多くの人は抑うつと不安が主症状に》
  • 【Cさんのケース】嫁に申し訳ないと思いつつ、気持ちが落ち込み泣けてくる
  • 【Dさんのケース】夫からの離婚訴訟で電話におびえ、パニック発作も
  • 【Eさんのケース】妻が亡くなり、酒浸りの日々。時とともに回復のきざしが
  • 【抑うつ】
  • 【不安・抑うつ】
  • 【気分不安定】
  • 【行為の障害】
  • 【物質依存】
  • 【身体愁訴】
  • 《第3章 原因はストレスと本人の資質による》
  • 【原因】きっかけとなったストレスがある
  • 【ストレス】身のまわりにストレスはいっぱい/ ストレスと折り合いをつけていく/ 喪失体験から適応障害になる人は多い
  • 【個人の資質】ストレス耐性が弱いと発症しやすい/ がんばりすぎるタイプだけではない
  • 【年代別要因】高齢者にもある適応障害
  • 【その他要因】不安を起こしやすい物質が身近になる
  • 《第4章 正しい診断が適切な治療につながる》
  • 【診断】
  • 【治療方針】
  • 【薬物療法】
  • 《第5章 精神療法と生活療法で再スタート》
  • 【精神療法】カウンセリングを中心に/ 自信と勇気をつける「支持療法」/ ものごとのとらえ方を変える「認知療法」/ 慣れの効果を期待する「暴露療法」
  • 【生活療法】日常的に自分でできる具体的な方法
  • 【周囲の人】励ますより休ませることを考える
  • 【職場のケア】メンタルヘルス対策が求められる
  • 【自殺防止】抑うつがあると自殺の可能性が高くなる
  • 【回復】回復は新しい自分のスタート/ 大切なのは本人の「よくなりたい」気持ち

製品情報

製品名 適応障害のことがよくわかる本
著者名 監:貝谷 久宣
発売日 2012年07月20日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-259765-4
判型 B20取
ページ数 102ページ
シリーズ 健康ライブラリーイラスト版

著者紹介

監:貝谷 久宣(カイヤ ヒサノブ)

 1943年名古屋市生まれ。なごやメンタルクリニック・赤坂クリニック理事長。名古屋市立大学医学部卒。医学博士。専攻は神経精神医学。マックス・プランク精神医学研究所研究員、岐阜大学医学部准教授、自衛隊中央病院神経科部長を経て現職。日本におけるパニック障害や社交不安障害の治療・研究のパイオニア。主な著書に『脳内不安物質』『不安・恐怖症-社会不安障害』(以上、講談社)、『気まぐれ「うつ」病-誤解される非定型うつ病』(ちくま新書)など多数。『社会不安障害のすべてがわかる本』『非定型うつ病のことがよくわかる本』(講談社健康ライブラリーイラスト版)などを監修。