言葉の魂の哲学

講談社選書メチエ
コトバノタマシイノテツガク
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言葉の魂の哲学
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内容紹介

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目次

  • 第1章 ヴェールとしての言葉――言語不信の諸相
  •   1.中島敦「文字禍」とその周辺
  •   2.ホーフマンスタール「チャンドス卿の手紙」とその周辺
  • 第2章 魂あるものとしての言葉――ウィトゲンシュタインの言語論を中心に
  •   1.使用・体験・理解
  •   2.言葉の立体的理解
  •   3.「アスペクト盲」の人は何を失うのか
  • 第3章 かたち成すものとしての言葉――カール・クラウスの言語論が示すもの
  •    1.クラウスによる言語「批判」
  •    2.言葉を選び取る責任

製品情報

製品名 言葉の魂の哲学
著者名 著:古田 徹也
発売日 2018年04月10日
価格 定価:1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-06-258676-4
通巻番号 673
判型 四六
ページ数 256ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:古田 徹也(フルタ テツヤ)

1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、専修大学准教授。専攻は、哲学、倫理学。「言語」「心」「行為」を手がかりに研究を進める。主な著書に、『それは私がしたことなのか――行為の哲学入門』(新曜社)、訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)、共訳書に『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇』(講談社学術文庫)などがある。

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受賞作
『言葉の魂の哲学』…第41回 サントリー学芸賞〔思想・歴史部門〕 受賞 (2019.11.12)

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