内容紹介
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目次
- はじめに──「帝王」浅田満の素顔
- 第一章 伝説の奉公人
- 聖域に隠れひそむフィクサー
- 立志伝中のゴッドファーザー
- 鼻づまりだった幼少期
- 他
- 第二章 同和と暴力を両輪に
- クジラを飼う男
- 部落解放同盟と全解連
- 建設と食肉で覇を競う二人
- 他
- 第三章 影の億万長者
- 税申告フリーパスを実現した秘策
- 長者番付に登場しないミリオネア
- 輸入牛肉に着目
- 他
- 第四章 北海道に進出
- 足がかりは中川一郎
- 畜産振興事業団に恩を売る
- 北の大地に“浅田の街”が
- 他
- 第五章 「永田町」と「霞が関」を手玉に取る
- 食肉部長への贈賄容疑で逮捕
- 追い返された金丸信
- 裁判官に食ってかかる
- 他
- 第六章 鈴木宗男の後見人に
- 「二億もあれば足りるやろ」
- セルシオを提供
- 肉の底から五百万円
- 第七章 知事もひれ伏した大阪府
- 横山ノックの借金を肩代わり
- 太田房江知事に質す
- “貧窮”大阪府が巨額を貢ぐ理由
- 他
- 第八章 地元市長は舎弟
- 夫人たちはシャネルづくし
- 副知事が土下座
- 浅田のための公共事業
- 他
- 第九章 狂牛病騒動で荒稼ぎ
- “焼け太り”したハンナン
- 農水族議員と食肉業者の癒着
- ばらまかれた国民の血税
- 他
- 第十章 証拠を闇に葬る完全犯罪
- 太田房江知事のウソ
- 舎弟市長の早業
- 他
- 第十一章 浅田流「商売哲学」
- 「秘してこそ華」
- 日本最大級の巨大さ
- 他
- 第十二章 「サイドビジネス」が炙り出す底力
- ロイヤルホストとの縁
- 一部上場企業の副社長も
- 他
- 第十三章 史上最強のタニマチ
- 「百万も包んで渡しとけ……」
- 力士に娘を嫁がせる
- 他
- 第十四章 ファミリーの肖像
- 敷地三千坪にそびえる城塞
- 教科書に登場する名画が玄関に
- 他
- 終 章 虚像が剥がされた帝国
- 懺悔した帝王
- 生涯賃金を一日で稼ぐ
- 他
- 単行本あとがき
- 浅田満関係年表
製品情報
製品名 | 食肉の帝王 |
---|---|
著者名 | 著:溝口 敦 |
発売日 | 2004年11月19日 |
価格 | 定価:946円(本体860円) |
ISBN | 978-4-06-256890-6 |
判型 | A6変型 |
ページ数 | 352ページ |
シリーズ | 講談社+α文庫 |
初出 | ’03年5月に小社より刊行された『食肉の帝王 巨富をつかんだ男 浅田満』に加筆・修正の上、文庫化。 |