おかあさんになったアイ

講談社学術文庫
オカアサンニナッタアイチンパンジーノオヤコトブンカ
おかあさんになったアイ
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内容紹介

アイとアユムの最新情報を加筆
チンパンジーの育児、教育、文化

漢字や数字を理解するチンパンジーとして名高いアイ。彼女が息子アユムを産んで6年が経過した。はたして子育ては順調に進んだのか。また、親が獲得した知識や技能は、世代を超えて息子に伝えられるのか。アイ母子を軸に、野生下における観察・研究をも踏まえ、チンパンジーの親子関係、教育、文化の諸相を探る。「その後のアユム」最新情報を加筆。

ゲノムの外側にある文化的な蓄積を親の世代から子の世代へ伝えるのは、人間だけかというと、そうではありません。……人間だけではなくて、チンパンジーもある程度そうだということがわかってきました。……「進化の隣人」と呼べるチンパンジーで、いま述べたような知識や技術の獲得と世代を超えた伝播というのは、どういうふうになっているのでしょうか。それが、この本を通じてのテーマになると思います。――<本書「はじめに」より>

目次

  • 第1章 アユム誕生からの一年
  • 第2章 野生チンパンジーの暮らし
  • 第3章 アイ・プロジェクトからの展開
  • 第4章 世代を超えて伝わるもの
  • 第5章 あかんぼうから子どもへ

製品情報

製品名 おかあさんになったアイ
著者名 著:松沢 哲郎
発売日 2006年10月12日
価格 定価 : 本体960円(税別)
ISBN 978-4-06-159786-0
通巻番号 1786
判型 A6
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 2001年に小社から刊行された同名の書を底本とし、文庫化にあたっては原本の尊重を旨として「現在」「いまのところ」といった時間にかかわる記述もあえて原本どおりとしたが、「終章」は削除し原本刊行以後のアイとアユムにかかわる情報を軸とする「第五章」を新たに補筆した。