抱擁家族

講談社文芸文庫
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抱擁家族
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内容紹介

「僕たちが外国から受け入れたものは、矛盾をうんでいる。その皺よせは家の中へ来るさ」

妻の情事と病。子供たちの離反。
夫は崩れゆく家庭をつなぎ止めようと、進行する悲劇とは裏腹に喜劇を演じ続ける。
鬼才の文名を決定づけた、戦後文学の金字塔。

製品情報

製品名 抱擁家族
著者名 著:小島 信夫
発売日 2016年12月10日
価格 定価 : 本体1,300円(税別)
ISBN 978-4-06-295510-2
判型 小B6
ページ数 304ページ
シリーズ 講談社文芸文庫ワイド
初出 本書は、1988年2月に講談社文芸文庫より刊行された『抱擁家族』の版面を拡大したワイド版です。同書の底本には、講談社刊『現代の文学16 小島信夫』(1972年12月刊)を使用しました。

著者紹介

著:小島 信夫(コジマ ノブオ)

小島信夫(1915.2.28~2006.10.26) 小説家。岐阜県生まれ。1941年、東京帝大文学部英文科卒。岐阜中学、第一高等学校時代から創作を始め、東大時代には同人誌「崖」を刊行。大学卒業の年に徴兵検査を受け、翌年入隊。中国で暗号兵として過ごす。46年、復員。岐阜師範学校に勤務。48年、上京。同人誌「同時代」を刊行。佐原女子高校、小石川高校を経て、54年、明治大学に勤務。55年、「アメリカン・スクール」で芥川賞受賞。57年、米国へ留学。63年、学生結婚した妻を喪い、この経験を、65年、『抱擁家族』へと昇華。翌年、同作で谷崎潤一郎賞受賞。68年から「別れる理由」を「群像」に連載。73年、『私の作家評伝』で芸術選奨文部大臣賞受賞。82年、.『別れる理由』で野間文芸賞受賞。89年、日本芸術院会員となる。94年、文化功労者に選出される。98年、『うるわしき日々』で読売文学賞受賞。99年、郷里に小島信夫文学賞が設立される。主な著書に『小銃』『墓碑銘』『美濃』『月光』『暮坂』『各務原・名古屋・国立』『残光』など。

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