ルドルフともだちひとりだち

講談社文庫
ルドルフトモダチヒトリダチ
著:斉藤洋
  • 電子あり
ルドルフともだちひとりだち
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内容紹介

 斉藤洋による不朽の名作児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』は、1987年の刊行以来、シリーズ累計100万部のロングセラーとなり、子どもたちに愛されてきました。
 2016年夏、超大型フル3DCGアニメーション映画となって公開されます。
http://www.rudolf-ippaiattena.com/

 本書は、『ルドルフとイッパイアッテナ』に続く第2作です。
 「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズは児童文学ですが、その深い人生哲学とユーモアは、大人が読んでも十分に楽しめます。
 映画をきっかけに原作に興味を持った人はもちろん、「ルドルフ、なつかしい!」という人も、手に取りやすい文庫版で再読してみると、新しい発見があるかもしれません。

(内容紹介)
 ルドルフがトラックに乗って東京にやってきてから、1年がたった。ボスねこのイッパイアッテナ、そして商店街の金物屋のブチねこ、ブッチーたちとなかよくくらしている。
 ある日、川べりでポインターに襲われ絶体絶命のルドルフとブッチーだったが、助けてくれたのは、なんとブルドッグのデビルだった。以前、イッパイアッテナのかたきをうって、ルドルフたちがやっつけた犬だ。
 デビルとも友達になり、仲間がふえたルドルフだったが、思うところあって、やはり岐阜の家に帰る決心をする。
「イッパイアッテナ。ぼくさ、ひとりで帰ろうと思うんだ……。」
「だけどよ。おまえひとりで帰ったら、ほんとにおまえが岐阜についたかどうか、心配じゃねえか。」
「心配っていうんなら、岐阜からイッパイアッテナがひとりで東京に帰るとき、こんどは、ぼくが心配しなきゃならないじゃないか。」
「おれはおとなだから、だいじょうぶだけど。」
「ぼくだって、もうおとなだ。」
と、きっぱりと答えて、旅立つルドルフ。
ひとりで、無事に飼い主のリエちゃんのところに帰れるだろうか……?

目次

  • プロローグ
  • (1)ふくざつなねこと、ふうんとフンのちがい
  • (2)飼い主の帰りを待ちながらエベレスト登山の訓練をするねこ
  • (3)いくねこ、くるねこ
  • (4)ねこがゾウくらいの大きさのいぬになる話
  • (5)ヘビのかまえと「友だち」っていうことば
  • (6)うららかな春の川べでおきた、あまりうららかでない話
  • (7)いろいろ考えるところがある、ということ
  • (8)月夜の尾行
  • (9)日野さんの思い出とアメリカ行きの計画
  • (10)別れの宴会と二度のびっくり
  • (11)高級車の男と、かんろくがついたねこ
  • (12)その後のいきさつと、飼いねこということについての問題
  • (13)ぼくにもいろいろ考えるところがある、ということ
  • (14)修学旅行はひとりきりで
  • (15)ねこざえもんが、やお屋のおじさんの病気みまいにいく話
  • (16)楽あれば苦あり、苦あれば楽あり
  • (17)ふたりのルドルフ
  • エピローグ
  • あとがき
  • 対談 井上真央・鈴木亮平

製品情報

製品名 ルドルフともだちひとりだち
著者名 著:斉藤洋
発売日 2016年06月15日
価格 定価 : 本体580円(税別)
ISBN 978-4-06-293401-5
判型 A6
ページ数 216ページ
電子版製品名 ルドルフともだちひとりだち
シリーズ 講談社文庫
初出 本作品は1988年6月に刊行されたものです。

著者紹介

著:斉藤洋(サイトウヒロシ)

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。他の作品に、「ペンギン」シリーズ、「おばけずかん」シリーズ(以上すべて講談社)、「ナツカのおばけ事件簿」シリーズ(あかね書房)、「白狐魔記」シリーズ(偕成社)などがある。

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