カント「視霊者の夢」

講談社学術文庫
カントシレイシャノユメ
  • 電子あり
カント「視霊者の夢」
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内容紹介

理性によって認識できないものは、形而上学の対象になりうるか――。哲学者カントが、同時代の神秘思想家スヴェーデンボリの「視霊現象」を徹底的に検証。当時高い世評を得ていた霊能者へのシニカルかつ鋭利な批判を通して、人間の「霊魂」に対する哲学者としての見解を示す。『純粋理性批判』に至るステップとなった、重要著作。三浦雅士氏による巻末解説「批評家の夢」を掲載。

目次

  • 訳者まえがき
  • 詳述する前に、きわめてわずかなことしか約束しない前書き
  • 第一部 独断編
  • 第一章 好き勝手に解きほぐしたりあるいは断ち切ることができる混乱した形而上学的な糸の結び目
  • 第二章 霊界との連帯を開くための隠密哲学の断片
  • 第三章 反カバラ。霊界との共同体をとりこわそうとする通俗哲学の断片
  • 第四章 第一部の全考察からの理論的結論
  • 第二部 歴史編
  • 第一章 それが本当かどうかは読者の皆さんの探究にお委せする一つの物語
  • 第二章 夢想家の有頂天になった霊界旅行
  • 第三章 本論文全体の実践的結末
  • 参考資料1 『神秘な天体』(抜粋)    スヴェーデンボリ
  • 参考資料2 クノーブロッホ嬢への手紙    カント
  • 解説

製品情報

製品名 カント「視霊者の夢」
著者名 著:イマヌエル・カント 訳:金森 誠也
発売日 2013年03月12日
価格 定価 : 本体680円(税別)
ISBN 978-4-06-292161-9
判型 A6
ページ数 176ページ
電子版製品名 カント「視霊者の夢」
シリーズ 講談社学術文庫
初出 1991年に論創社より刊行された「霊界と哲学の対話―カントとスヴェーデンボリ」(金森誠也編訳)所収の「視霊者の夢」その他を文庫化したもの。

著者紹介

著:イマヌエル・カント(イマヌエル・カント)

1724-1804。ドイツの哲学者。ケーニヒスベルク大学教授を務め、ドイツ観念論哲学の基礎を築いた。著書に『純粋理性批判』『実践理性批判』『永遠平和のために』など。

訳:金森 誠也(カナモリ シゲナリ)

1927年,東京生まれ。東京大学文学部卒。広島大学,静岡大学,日本大学等の教授を歴任。1993年に日本独学史学会賞,2007年に国際文化表現学会賞受賞。訳書にゾンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』『戦争と資本主義』,ショーペンハウアー『孤独と人生』,モール『ドイツ貴族の明治宮廷記』ほか多数。

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