谷間/再びルイへ。

講談社文芸文庫
タニマフタタビルイヘ
著:林京子
谷間/再びルイへ。
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内容紹介

昭和二十年、長崎の兵器工場学徒動員で被爆。
多くの死をくぐり抜け、少女は生き残った。
結婚、出産、幼い命を育てるのは恐怖との闘いであった。
二十数年後の離婚、それは個の崩壊であり八月九日の闇なのか。
八十を越えて書いた小説「再びルイへ。」は、著者の歩んだ人生への回答、あるいは到達でもある。
川端賞受賞作「三界の家」を含む、心うつ短篇小説集。

製品情報

製品名 谷間/再びルイへ。
著者名 著:林京子
発売日 2016年12月09日
価格 定価 : 本体1,600円(税別)
ISBN 978-4-06-290332-5
判型 A6
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 本書は、『林京子全集3』(2005年6月 日本図書センター刊)及び「再びルイへ。」(「群像」2013年4月号)を底本としました。初出|「三界の家」…「新潮」1983年10月号、「谷間」…「群像」1986年1月号、「残照」…「文學界」1985年5月号。

著者紹介

著:林京子(ハヤシキョウコ)

林京子(1930.8.28~) 小説家。長崎県生まれ。長崎高女卒。父の仕事先である上海で14歳まで暮す。1945年、帰国。三菱兵器大橋工場に動員され、勤務中に被曝、爆心地から1.4キロの地点だった。その体験をもとに書いた「祭りの場」で群像新人賞、芥川賞受賞。その後も鎮魂と祈りの作品を中心に執筆。著書に『ギヤマン ビードロ』『ミッシェルの口紅』『無きが如き』『上海』(女流文学賞)『三界の家』(川端賞)『やすらかに今はねむり給え』(谷崎賞)『長い時間をかけた人間の経験』(野間賞)など。

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