お供え

講談社文芸文庫
オソナエ
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お供え
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内容紹介

毎朝、何者かに家の前の「カド」にお供えを置かれ、身に覚えのないまま神様に祀り上げられていく平凡な未亡人。
山菜摘みで迷い込んだ死者たちの宴から帰れない女。
平穏な日常生活が、ある一線を境にこの世ならぬ異界と交錯し、社会の規範も自我の輪郭さえも溶融した、人間存在の奥底に潜む極限の姿が浮かび上がる七作品。
川端康成文学賞受賞。

目次

  • 祇樹院
  • 迷蕨
  • 海梯
  • お供え
  • 逆旅

製品情報

製品名 お供え
著者名 著:吉田知子
発売日 2015年04月10日
価格 定価 : 本体1,350円(税別)
ISBN 978-4-06-290267-0
判型 A6
ページ数 240ページ
電子版製品名 お供え
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 「祇樹院」…「海燕」1990年3月号、「迷蕨」…「海燕」1990年7月号、「門」…「海燕」1990年11月号、「海梯」…「海燕」1991年2月号、「お供え」…「海燕」1991年7月号、「逆旅」…「海燕」1992年9月号、「艮」…「新潮」1993年1月号。 【底本】『お供え』福武書店 1993年4月刊。

著者紹介

著:吉田知子(ヨシダトモコ)

吉田知子(1934.26~) 小説家。静岡県生まれ。職業軍人の父の転勤で、満州で幼少期を過ごす。名古屋市立女子短期大学経済学部在学中から「文芸首都」に投稿。卒業後、教師の夫と共に反リアリズムの同人誌「ゴム」を創刊。70年、「無明長夜」で芥川賞受賞。85年、『満州は知らない』で女流文学賞、

92年、「お供え」で川端康成文学賞、98年、『箱の夫』で泉鏡花文学賞、2000年、中日文化賞を受賞。他の著書に『生きものたち』『天地玄黄』『鴻』『千年往来』など。

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