内容紹介
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目次
- プロローグ 奇跡の帰還と4年半の迷走
- 第1章 大いなる賭けであった初代はやぶさ
- サンプルリターン以前のこと/アメリカに負けないために/はやぶさのために開発された4つの技術/旅立ち、そして小惑星イトカワへ/イトカワ着陸の試み、そして行方不明/通信復帰から帰還まで/初代はやぶさの成果
- 第2章 宇宙大航海時代
- 宇宙大航海時代へ/太陽系の地図を描く/地球から別の星に行くには/イオンエンジンを使って惑星間空間を航行する/イオンエンジンとスイングバイを組み合わせる/宇宙の方角と探査機の姿勢/工学というベクトル
- 第3章 宇宙創生の謎に迫る
- 太陽系創生の原初へ遡る/多彩な小惑星の世界/重要なのは探査を続けること/“素早く同型機を”という発想から検討始まる/より一層の成果を求めて/小惑星衝突、恐竜絶滅、そしてデジタル技術/重要な地球からの事前観測/生命の起源を求めて
- 第4章 これがはやぶさ2だ
- 太陽系探査の大義名分/2代目は初代よりやや大きくなった/太陽系空間における探査機の姿勢/Kaバンドと地上局/探査機の各部を多重化/化学推進系トラブルからの教訓を組み込む/限られた開発期間の中で、できることをやる/小惑星内部のフレッシュなサンプルを採取/長波長の赤外線観測で水分子の水酸基を見る/X線観測から、中間赤外線観測へ/着陸機は1機から4機に強化/世界中の地上局から管制する/打ち上げから帰還まで
- 第5章 地上の長く曲がりくねった道
- 誰が作る、誰が運用する/宇宙研という組織/探査機を作り、運用を支援する企業群/次の一手として/初代の復活、環境の変化、理学と工学/アメリカ目覚める/ロケットを取ってこい/競争と協調/新たにインパクターを搭載へ/巻き起こったはやぶさブーム/日本惑星科学会/熱狂と科学/2012年、打ち切りの危機/プロマネ交代とプロジェクト・サイエンティスト就任/打ち上げに向けて
- 第6章 未知の空間へ、未踏の星へ──日本の現状と宇宙探査の未来
- 他
- あとがき
製品情報
製品名 | はやぶさ2の真実 どうなる日本の宇宙探査 |
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著者名 | 著:松浦 晋也 |
発売日 | 2014年11月19日 |
価格 | 定価:946円(本体860円) |
ISBN | 978-4-06-288291-0 |
通巻番号 | 2291 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 304ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |