「姫、本当によろしいのですか?」「ええ、もちろんです。どうか私を、あなたの祖国へと連れていってください」ラウスリア国の第三王女ステラは、突如言い渡された政略結婚の話に抵抗し、想い人である騎士団の近衛カシムと駆け落ちする。身分を捨てカシムに嫁ぐ決意をしたステラは「抱いて欲しい」と訴え、身体を重ねる。だが、長旅を経てたどりついたのは、縁談の申し出があったカタリー王国。しかもなぜか王宮に迎え入れられ!。
「姫、本当によろしいのですか?」
「ええ、もちろんです。どうか私を、あなたの祖国へと連れていってください」
ラウスリア国の第三王女ステラは、父王から突如言い渡された政略結婚の話に抵抗し、想い人である騎士団の近衛カシムと駆け落ちする。王家という身分を捨て、カシムの家に嫁ぐ決意をしたステラ。「抱いて欲しい」とカシムに訴え、旅路で二人は身体を重ねる。だが、長旅を経てたどりついたのは、縁談の申し出があったカタリー王国。しかもなぜか王宮に迎え入れられて――。動揺するステラを前で、カシムは国王を「父上」と呼び、自分が王子であることを明かす。騙されたと憤慨したステラは――!?
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